XaaS高速化/最適化について

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市場の見通しでは2020年までにすべてのエンタープライズアプリケーションの83%がクラウド化されると予測されています。これは驚くべきことではなく、2018年時点において既にAryakaのトラフィックの50%はクラウドアプリとXaaSアプリであり、その数は増え続けています。弊社の見込み客の大多数からは、グローバルな拠点からのXaaS接続を簡素化することが最優先事項であると聞いています。

クラウドへの移行に加えて、移行したクラウドインスタンスへの接続性、パフォーマンス、スケーラビリティはさらに重要になっています。一般的なクラウドサービス(XaaS)は適切に動作しなければ意味がありません。ユーザーは自分の職務を時間内に遂行したいだけです。そのためにアプリケーションの読み込み時間を待つ余裕はありません。

それでは、クラウド時代のグローバル企業にとっての選択肢は何でしょうか?主なオプションは、MPLS、自家製SD-WAN、およびマネージドSD-WANの3種類です。

 

WAN種別によるクラウド時代への対応力について

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MPLSの場合、機敏性は諦める必要がありMPLS自体が問題となります。仮に私がグローバル企業のIT意思決定者だったとしたら、上記表の検討を踏まえた上でMPLSを推奨できる正当性はありません。世界中の主要な拠点にネットワークを展開し所有しているMPLSプロバイダーは1社もありません。トラフィックは、直接契約していないサービスプロバイダーも通過するようにバインドされています。トラフィックがラベルだけで区別されている場合、MPLSネットワークの安全性には疑問符が付きます。

MPLSの唯一の利点は、保証されたパケットロス率/レイテンシとジッタです。エンドツーエンドの管理は提供されますが、拠点の追加や移動には数か月かかる場合があります。VLAN変更などの単純なタスクでも、数日から数週間かかる場合があります。世界的に競争の激しい世界では、この選択肢は、動的でグローバルなビジネスの需要を満たすのに十分な柔軟性がありません。

 

自家製SD-WANの場合、責任の所在はお客様にあり、サービスプロバイダーやSD-WANベンダーの間では必ずしも共有されません。そのため、避けられない問題が発生した場合、自家製SD-WANを選択したお客様が責任を持つ必要があり、アプライアンスボックスの数とサービスプロバイダーに応じて、複数の異なるベンダーから発生事象を確認し積み上げて追いかけることになります。種々の異なったSLA、テクノロジー、個別のサポート契約に巻き込まれるのは非常に簡単であるため、ビジネス面を含めた大局的に捉えるべき内容と範囲を見逃しやすくなります。

自家製SD-WANでは、セキュリティ、柔軟性、敏捷性、シンプルさからすべてを最初から考えた場合にのみ、運用の成功が可能になります。 そうしないと、落とし穴を予測したり知ったりするのに十分な詳細がわからない、隠れた落とし穴と一緒に解決策を考え出すことになります。WANのすべてのサポート担当者が1人で、実績のあるパートナーがいるといいと思いませんか?

 

 

アプリケーションパフォーマンスを構成する部品と指標

 

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それでは、アプリケーションパフォーマンスの技術的な構成要素は何でしょう?

下位レイヤーのテクノロジーから始めると、可用性は基本でありSLAと組み込みの冗長性あるいは冗長性オプションを含んでいるべきです。さらにセキュリティについてはサードパーティ統合も含んだソリューションの概念化が必要で、機敏性とスケーリングに直接関わるキャパシティについても要検討事項です。

これらの基礎(可用性、キャパシティ、セキュリティ)の上位層にてソフトウェア定義のプラットフォームは、QoSを効果的に提供する必要があります。
たとえば、MPLS環境では、QoSはパケット損失後にのみ適用されます。多くのユーザーにとって、TCP接続は互いに競合し不必要な損失を引き起こします。
ソフトウェア定義のプラットフォームがMPLS環境の欠点引き継いでいる場合、自家製SD-WANの使用有無に関係なく同じ問題が発生します。

トポロジはもう1つの重要な機能です。アプリケーションの配置場所が非公式、公式、クラウドのどの場所であってもフルメッシュなセットアップでユーザーをアプリに直接接続可能にルーティングしているか、あるいはどの拠点においても回れ右で元にもどしているか、あるいはハブやデータセンター経由で安直な方向に向けることによって接続までの遅延と予測不可能性を増大させていないか等です。

もちろん、データ量の急増、グローバルな労働力、「どこにでもあるあらゆるアプリケーション」を最適化/高速化することはグローバルで高レベルなユーザー体験を達成するための鍵となります。

 

最後に業務プロセスがあります。それはシンプルでビジネスのペースに遅れること無く追随できることが必要です。

テクノロジー、業務プロセス、デプロイモデルはすべて、基盤となる強固なインフラストラクチャを必要とします。
最善の冗長性とマルチプロバイダーのプライベートネットワークを構築し利用者に保証していくノウハウは少人数チームでカバーできる範囲を超えておりグローバルな大企業で取り組むべきレベルと変わりません。上記のすべてを有効にするには、パケット損失、遅延、およびジッターに関する安定性が必須です。
ビジネスの目的を達成するため、既にサービスとして利用可能なものが存在するのに、わざわざ多大な費用と工数をかけて自分で構築する選択肢に妥当性はあるでしょうか?

これが、100%管理されたアズアサービスSD-WANであるAryakaの存在意義です。
企業をデジタル変換するときの構成要素には非常に多くの異なる部分があり、ITマネジメントではすでに十分な数が用意されています。

私たちと一緒にあなたのクラウドサービス(XaaS)を最適化/高速化させましょう。

また、ウェビナーのアーカイブ版動画「パンデミックはエンタープライズWANをどう再形成しているか」も、併せてご覧ください。

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