ウェブサイトの高速化とセキュリティー向上

一般的に、ウェブサイトにおけるパフォーマンスとセキュリティーは、背反の関係性を持ちます。しかしながら昨今では、ビジネスにおけるウェブサイトの重要性が増し、売上向上とリスク管理の観点から、パフォーマンスとセキュリティーの両方が求められます。

パフォーマンス改善

配信・CDNサービスによって、パフォーマンスを改善できます。『ウェブサイト高速配信 』では、高度なコンテンツキャッシュや経路最適化などの機能を用いて、エンドユーザーに最も近いエッジサーバーから、効率的にウェブサイトを配信します。また、『イメージ最適化 』をアドオンすることによって、画像を多用したページであっても、さらなる高速化を実現します。

パフォーマンス改善のプロセス

  • 01情報収集

    限られた条件下でのパフォーマンス情報だけではなく、あらゆるデバイス、ブラウザ、ロケーションにおいて、実際にエンドユーザーが体感しているパフォーマンスを把握することが重要です。
    関連製品: パフォーマンス可視化

  • 02情報の分析

    パフォーマンスがコンバージョンや売上にどのように影響しているか、何がボトルネックとなっているかを細やかに分析し、改善のための効率的な解決プランを作成します。
    関連製品: パフォーマンス可視化

  • 03課題の解決

    発見した課題に対して適切な解決策を適用します。例えば、写真や画像の多いページであれば、キャッシュを有効化しつつ、画像を軽量化するなどの対処をおこないます。
    関連製品: ウェブサイト高速配信イメージ最適化

  • 04効果測定

    想定したレベルでのパフォーマンス改善を実現できたか、あるいはパフォーマンス改善がコンバージョンや売上にどう影響したかを測定して効果を検証し、次の課題発見や解決へとつなげていきます。
    関連製品: パフォーマンス可視化

セキュリティー向上

セキュリティーサービスによって、セキュリティーを向上できます。『クラウドWAF(高機能版) 』では、最新の脅威へも対処できる、比類なきレベルの防御機能を提供します。そして『クラウドWAF(おてがる版) 』では、導入の手間を抑えつつも、シンプルかつ高性能な防御機能を提供します。攻撃への対処をエッジサーバー上でおこなうので、高速化機能によるパフォーマンス改善を併せて実現します。『DNS保護 』を組み合わせることで、防御をより強固なものとします。

セキュリティー向上のプロセス

  • 01情報収集

    配信機能を適用します。この段階から、高速化機能については先行して有効化できます。

  • 02情報の分析

    WAF機能をAlertモードで実装し、一定期間のログを収集します。収集したログをもとに、スペシャリストが攻撃動向や適正な閾値などを分析します。

  • 03課題の解決

    分析内容にもとづき、防御ルールの最善な組み合わせを提案します。また、個別ヒアリングによって、誤検知などの可能性を最小化します。

  • 04効果測定

    お客様との合意の上で、防御ルールを適用します。そして、STEP 02から04までを定期的に繰り返すことによって、ルールが最新化された状態を保ちます。

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