クラウドサービスへのアクセス高速化

企業でのクラウド利用が広まる昨今では、業務効率がネットワークの品質に依存するケースが増えています。中でもグローバルに拠点を有する企業にとっては、高品質なネットワークを確保することが不可欠です。当社では、拠点間接続を改善する『Aryaka SmartConnect』と、リモートアクセスVPNを改善する『Aryaka SmartAccess』を提供しています。

AWS利用における課題

海外拠点から利用するアプリケーションのAWS国内リージョンへの移行によって、通信速度の低下を招き、生産性に大きな影響を及ぼすケースは珍しくありません。また、リージョンをまたぐ同期をおこなうケースにおいても、遅延やパケットロスの多発によって、アプリケーションの速度低下や動作不良を引き起こすことがあります。

AWS課題の解決

Aryakaを利用することで、ネットワークの遅延や輻輳によってAWSを利用できなかった地域からでも、快適にAWSヘアクセスできるようになります。Aryakaのネットワークは、世界中に展開されたPoP (Point of Presence)が専用線によってメッシュ状に相互接続されていて、WAN高速化の機能が併せて提供されます。これによって、世界中に分散されたオフィス拠点からでも、LANのような速度でのAWS利用を実現します。

実際の導入効果

効果

品質改善

映像や音声の遅延を解消し、Web会議の安定化を実現。

効果

高速化

トラフィック量の削減による、クラウドサービスの円滑な利用。

トレックス・セミコンダクター株式会社 様

拠点間コミュニケーションの向上にあたって阻害要因となる、ネットワークの遅延や切断を解消するため、クラウド型SD-WAN ソリューション『Aryaka SmartConnect』が採用されました。

Office 365利用における課題

Office 365は、非常に優れたオフィススイートのプラットフォームである一方、ネットワークにおけるパフォーマンスの問題が原因で、本来の生産性をうまく引き出せていないケースが少なくありません。この問題は、特に中国やインド、中東などの地域で発生していて、ユーザーは高いストレスの中でのアプリケーション利用を余儀なくされています。ネットワーク利用において、遅延や輻輳、高頻度なパケットロスの影響は、企業の生産性に大きな影響を与え続けています。

Office 365課題の解決

Aryakaを通じたOffice 365へのアクセスは、安定性に優れた独自のコア・ネットワークを介しておこなわれます。これはグローバルに展開されたPoP (Point of Presence)をベースに構成され、データ圧縮やTCP最適化などの高速化技術を融合することで、Office 365へのアクセスを安定して高速化します。

Office 365高速化事例

Aryakaを導入することによって、Office 365による回線の利用帯域幅を最大で90%以上削減し、応答速度を40倍まで高めることができます。

以下の検証は、2Mbpsの接続帯域幅で、SharePointを介して28MBのファイルを転送した場合の結果です。
※効果はお客様の環境によって異なりますのでご注意ください

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