4K・8K時代のファイル転送に最適!Broadmedia® CDN ストークの新アプリで制作現場のストレスをゼロに

映像制作や放送業務で扱うファイルサイズは年々増加し、数十GBを超える素材のやり取りが日常化しています。しかし、一般的なファイル共有サービスやFTPでは、転送に時間がかかったり、途中で中断してしまうなどのトラブルが発生しがちです。特に納期が厳しく、品質が求められる現場では、こうした問題が業務の大きなリスクとなります。

そんな課題を解決するのが、高速・安全・確実なファイル転送を実現する「Broadmedia® CDN ストーク」(以下、ストーク)です。

放送局や映像制作会社など、プロフェッショナルな現場で導入が進むこのサービスが、さらに使いやすく進化しました。本記事では、ストークの特長と、新しくなったアプリのポイントをご紹介します。

1. ストークとは

ストークは、映像・音声・画像などの大容量メディアファイルを、容量制限なく、安全かつ高速に送受信するためのファイル転送サービスです。

従来の一般的なファイル共有サービスやFTPでは、数十GBを超える大容量ファイルを送信する際に長時間を要したり、ネットワークの不安定さによって転送が中断されたりといった問題が発生しがちでした。こうした状況は、特に納期が厳しく品質基準も高い放送・映像制作の現場において、大きなリスクとなってきました。

ストークは、こうした課題を根本から解消するために開発され、現在では放送局、映像制作会社、ポストプロダクション、配信事業者など、世界中のメディア関連企業に採用されています。

2. ストークの特長

一般的なファイル共有サービスやFTPでは、数十GBを超える映像素材を送る際に時間がかかったり、ネットワーク状況によって中断されてしまったりすることがあります。ストークは、独自の高速転送プロトコルと暗号化技術により、これらの課題を解決します。

主な特長

高速転送

独自の転送エンジンにより、数十GB規模のデータも短時間で送信可能に。

高い安全性

すべての通信が暗号化されており、重要なコンテンツを外部の脅威から保護。

セキュリティポリシーの厳しい放送局や配信事業者にも、安心して導入いただけます。

安定した転送

通信が途切れても自動で再送し、最後まで確実に転送が完了。

人手による再送指示や再アップロードの手間を削減し、業務効率を大幅に向上させます。

業務への最適化

放送・配信業界のワークフローに対応し、制作から配信準備まで幅広く活用可能。

番組制作から配信準備、素材管理に至るまで幅広い工程にフィットし、すでに多くの運用現場で導入実績を重ねています。

3. ストークが選ばれる理由

映像コンテンツの解像度やファイルサイズは年々増大し、4K・8Kといった超高精細映像が一般化する中、転送の高速化・安全性確保は避けては通れない課題となっています。

ストークは、「大容量でも短時間で、安全かつ確実に届ける」という基本機能を高次元で実現しつつ、現場のニーズに寄り添った設計で、高い評価を獲得してきました。

結果として、国内外のメディア業界において、ストークは単なるツールではなく「業務の信頼性を支える基盤」として位置付けられています。

4. 新しく快適になったクライアントアプリ

このたび、ストークのクライアントアプリが2.1.0としてバージョンアップし、使いやすくリニューアルされました。

これまでのブラウザ依存型の仕組みを大きく改善し、より快適で安定した転送が可能になっています。

主な変更点

1. ブラウザ不要のバックグラウンド転送

従来のブラウザ依存型から脱却し、ブラウザを閉じても転送が継続される仕組みに。誤ってタブを閉じてしまった場合でも、転送が中断されることはありません。外出時や長時間の作業でも安心して利用できます。

2. 新しいユーザーインターフェース(UI)

転送の進捗やエラー状況が一目でわかる画面構成に刷新。初めての方でも直感的に操作でき、操作ミスの防止にもつながります。

3. 転送速度と安定性の向上

改良された転送エンジンにより、複数ファイルの並列転送が効率化。ネットワーク環境が変動しても、安定した速度を維持します。

4. 対応OSの拡大(マルチプラットフォーム対応)

Windows、macOSに加え、Linuxにも正式対応。異なる制作環境でも、統一された操作感で利用可能です。

5. 現場の声に応えた「使いやすさ」

  • 転送継続機能により、作業中の中断リスクを軽減。
  • リアルタイムで進捗確認できるUIで、エラー対応もスムーズ。
  • マルチプラットフォーム対応で、異なるOS間のファイルやり取りも快適。

アプリ内では、アップロード・ダウンロードの進捗が明確に表示され、完了したファイルもすぐに確認できます。これにより、制作現場のストレスを大幅に軽減し、業務効率の向上に貢献します。

最後に

新しいストークのアプリは、従来の利便性と安全性を保ちながら、さらに使いやすく、安定したファイル転送環境を提供します。

特にブラウザに依存しないバックグラウンド転送は、日々の制作業務における不安や手間を減らす大きな進化です。映像・放送・配信といった現場でご利用中の方は、この機会に最新版へアップデートし、新しい操作感と安定性を体感してください。

また、導入やアップデートに関するご相談などございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

関連コンテンツのご紹介

資料のダウンロード

サービス紹介ページ

ブロードメディアでは、大容量ファイルを高速転送できるマネージド・ファイル転送サービス(MFT)を提供しています。

映像をはじめとする大容量ファイルを、フォルダごと国内外を問わずセキュアかつ高速に転送・共有することが可能です。ファイル運用にお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください!

お問い合わせ

前へ

Flutterとは? 〜ネイティブ開発に代わるマルチプラットフォーム開発の新常識〜

次へ

ECサイトを狙うAPI攻撃と次世代WAFによる対策ポイント〜WAAPで包括防御〜