都内の音響ホールにWi-Fi環境を導入しました
このたび、都内の音響ホールへ、Wi-Fi環境(Wi-Fiサービス)を新たに導入しました。
作業の流れや様子を、ご紹介します。
Wi-Fi導入の目的
これまでは、アーティスト向けの控室にWi-Fi環境が用意されておらず、導入を求める要望が寄せられていました。これら要望に応えるとともに、ホールスタッフの利便性を向上するため、Wi-Fi環境を導入することとなりました。
当社では、Wi-Fi環境を提供するために必要な、以下作業をおこないました。
- 電波状況の測定調査
- アクセスポイント設置箇所の選定
- 機器の設置や設定
今回の作業
Wi-Fi 6対応のアクセスポイントを採用
最新規格である「Wi-Fi 6」(IEEE802.11ax) に対応したアクセスポイントを採用することで、同時接続数(同時に多数のモバイル端末から利用できる)と接続安定性(つながりやすい、切れにくい)を重視した設計となっています。
多種多様なモバイル端末が持ち込まれる環境ですが、もちろん互換性にも考慮されています。旧来規格であるWi-Fi 5(IEEE802.11ac) やWi-Fi 4(IEEE802.11n) だけに対応するモバイル端末からでも、問題なく接続できます。
なお、電波感度を高めてWi-Fi 6によるメリットを最大限引き出すために、アクセスポイントは天井に露出させる形で設置しました。
Wi-Fi導入時の電波測定
Wi-Fiサービス提供エリア内で充分な電波強度を出せているか、専用の測定機器を用いて調査します。これによって、サービス利用者にとって快適にWi-Fiサービスを利用できる状態となっているか確認できます。
測定機器には、Wi-Fi 6にも対応する電波測定ツール(Ekahau)を使用しています。
電波状況とインターネット接続確認
実利用シーンを想定して、汎用的なWi-Fi対応端末であるスマートフォン(ここではiPhone)からの接続試験をおこない、通信速度を確認していきます。
インターネット回線は、フレッツ光NEXTです。速度の実測はどうでしょうか。
Wi-Fiサービスを利用されるホールスタッフの方にも、実際に接続を確認していただき、「快適！」との声を頂戴しました。
当社へWi-Fi環境の導入をご依頼いただき、有難うございました。
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サービス紹介ページ
ブロードメディアでは、ホテルや病院、キャンプ場、大型施設などへ、快適なネットワーク・Wi-Fi環境の設計・構築・保守サービスを提供しています。
当社では20年以上にわたってWi-Fiサービスを提供しており、10万室以上のホテル客室への導入実績を有しています。
Wi-Fiのプロとして、その構築や運用を強力にサポートしています。
Wi-Fi環境の導入のご検討や、お困りのことがありましたら、ぜひご相談・お問い合わせください。
