CMオンライン 素材の品質チェックはどこがやる・・・?【不備の確認】
オンライン運用が始まり、CM素材がテープからデータに変わったことで、プリント時に直接素材を確認するような運用はできなくなりました。
このことから、納品前に素材に不備がないか、ご不安になることもあるかと思います。
オンライン運用において、品質チェックの体制はどうなっているのでしょうか?
素材搬入事業者のチェック範囲とは?
MXF素材がアップロードされた後、素材搬入事業者では、機械的な搬入基準チェックを実施しています。
(当社の場合は、SONY PWA-MC1を使用してチェックしています)
ただしこのチェックは、搬入を保証するためのものではなく、"MXFファイルフォーマットが搬入基準を満たしているか否か" を確認するためのものです。素材そのものの不備をチェックするためではないということに、注意が必要です。
なお、原版データから納品MXFを作成する「後工程」も弊社にご依頼いただいた際には、MXF作成時に人的な素材チェックもいたします。
素材自体の確認はどこがやる?
素材そのものに誤りがないかどうかは、素材を制作された制作会社様、またはポスプロ様にご確認いただく必要があります。
まずは納品データに誤りがないか確認した上で、オンライン送稿を進めると安心です。
どこに確認すればよい?
CM素材の不備チェックは、その内容によって適切な確認先が異なります。
MXFファイルフォーマットが搬入基準を満たしているか確認したい
素材搬入事業者に確認しましょう。
※修正作業の際は、後工程(MXFファイル作成)を実施した事業者での対応が必要です。
素材の内容そのものを確認したい
制作会社に確認しましょう。
さいごに
放送局まで確実に素材を届けるためには、まず素材に不備がないかチェックすることが大切です。
チェックに不安がある場合は、各所に遠慮なくご相談ください。
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動画による説明
CMオンライン運用に関してお寄せいただくご質問・ご懸念事項について、特に多いものを動画にまとめています。ぜひご覧ください。
製品ページ
ブロードメディアでは、CMオンライン送稿サービスを提供しています。
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また自社でオンライン送稿システムを開発し、安全で効率的な自動業務運用を実施することで、低コストを実現しました。
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